革命前夜 (文春文庫) [ 須賀 しのぶ ]
ふらりと立ち寄った書店で購入。
「歴史x音楽x青春」にあおられて買ってしまいました。
それに時は1989年、舞台は東ドイツ!
主人公と私は同世代!
面白かったです。読了後、自分がどこにいるのかわからなくなりました。
読んでいる間は、頭の中にセピア色の世界が渦巻いていたのですが、
読了後は、黄色い靄のかかった世界にトリップしてしまい、
しばらく、現実に戻ってこれませんでした。
主人公が東ドイツにいたころ、私は中国の北京にいました。
当時の中国はかなり開かれてきていましたからかなり違いますが
社会主義国ならではの生活の様子が懐かしく感じました。
~>゜)~<蛇足>~~
歴史の「冷戦」に関する宿題で、毎度私に取材していた子供たちに、
この本を読ませたいなぁと思いました。
娘は音楽の道に進んだので特に読ませたいけれど
日本語のレベルが追い付かないなぁ(^▽^)