長年にわたる海外生活を終えて日本に帰ってきたヒッキーおばさんの相変わらずのヒッキー日記
月讀之 光二来益 足疾乃 山寸隔而 不遠國
つくよみの ひかりにきませ あしひきの やまきへなりて とほからなくに
ー『万葉集』巻四 湯原王
月下逍遥。あまりにも美しい里山の月夜でした。(2019年9月14日)
なんでも「月(つき)」の語源は「憑き」であるとの説もあるそうです。
~>゜)~<蛇足>~~
湯原王は正倉院「金銀平文琴」、法隆寺宝物館「黒漆七弦琴」の時代の方だとの氏から。
「金銀平文琴」といえば、今年の「正倉院展」で展示されるそうです。
あの時代に思いをはせながら「金銀平文琴」の音色を想像し見学したいです。
~>゜)~<蛇足2>~~
毎度、氏の一言、一言、そして奏でる一曲、一曲で、
いろいろと時代を超えて思いを膨らませています。
文才がないのが口惜しいです。