六四から30年。
蔵書の奥の奥にしまっていた本を出しました。
北京風波紀實(The Treth About the Beijing Turmoil)
北京出版社 1989年8月初版 初版部数10,000冊
当局から見た実録ですが、
どこで購入したのか覚えていないのですが、
「買わなくては!」と思い、購入したことを覚えています。
なかったことにはならない、その記録です。
事の始まりは4月5日の清明節だったなぁ...
その日、天安門前広場の人民英雄記念碑に胡耀邦追悼で集まっていた人影を遠くから見たことを覚えています。
嫌な予感はしたけれど、こんなことになるとは思ってもいませんでした。
今の中国の若い世代、
「そんな事件なんてなかった!」「そんなの歴史の改ざんだ!」と言ったそうです。
それを中国から留学生から聞いたむすめ驚いて電話してきました。
「六四って、あったよね?」
「ママは、その時北京にいたし、直接は見なかったけれど何があったかは知っている。
阿姨は、天安門の近くに住んでいたし、そこで何があったか知っている。」
敏い娘はそれですべてをわかってくれました。
それ以外、なにも言う気になれませんでした...
ここにちょっとだけ記しておきます。
~>゜)~<蛇足>~~
阿姨から聞いた話や、友達から直接聞いた話はまだ書けません。
書けるほど昇華していないからです。
いつか私が書けるようになった時には、
実体験をしたジャーナリストの方々も書けるようになっているかもしれませんね。