高校のころから読みたかった
『北京籠城・北京籠城日記』柴五郎、服部宇之吉著(東洋文庫)
を読みました。
もう、本当にいまさらなのですが(^^ゞ
購入したので(^▽^)読みました。
そして読まなきゃよかった...と思いました( = =)
しんどかったです。
そしてこんなご時勢ですから、考えることも多かったです。
義和団事変のとき、北京にとどまらなければいけなかった外国人の実録です。
著者がふたりですが、それは
・軍人さん(柴五郎)の講話
・学者さん(服部宇之吉)の日記
という二つの部分からなっているからです。
わかりやすい文章の講話を読んで、学者さんの日記をよむと、当時の風景が膨らみました。
それに土地勘があるだけにいろいろ思うことも多かったです。
天安門、SARSなど、経験した身としては、
軍人さんの報告的な講話よりも、巻き込まれた立場の学者さんの日記に共感を覚えた部分が多かったです。
~>゜)~<蛇足>~~
思えばお二人とも同郷の大先輩なんですねぇ...