『谷崎潤一郎 上海交遊記』 (みすず書房)
偶然古本で見つけ興味があったので購入。
潤一郎ラビリンスVI『異国綺談』とは違って紀行文、随筆、書簡などがメイン。
興味深かったのが『支那の料理』で、
北京料理が一番お気に入りらしい谷崎潤一郎に共感しました。
芥川龍之介の中国関連の文章は読んだことがあったのですが、
また違った切り口で面白く感じました。
それにしても、昔は中国、近かったのだなぁと改めて思いました。
~>゜)~<蛇足>~~
古本を買ったのですが、メモが挟まっていました。
西暦何年が大正何年かなどと書かれていました。
昭和はピンと来ても、大正になるとなかなかピンとこないものですよね。
昭和生まれの私は昭和はすぐにわかるので、
大正は昭和元年=大正十五年から逆算してまいます(^^ゞ
...そういえば、昭和元年は7日しかありませんでしたけれど、
...昭和六十四年も7日でしたね。
明治は、祖父母の生まれ年が明治何年で西暦何年...で数えるという(^^ゞ
中国もそうですが、年号... 覚えるの、大変です。